我が国のサハラ地域観光促進の取り組みとして、在日アルジェリア大使館は、アルジェリアへの旅行者及び旅行業者(旅行代理店)へお知らせ致します。アルジェリア政府は、南アルジェリア訪問希望の旅行者のためのみ、入国査証において領事ビザに替わり、特例暫定の正規ビザ(アライバルビザ)によるアルジェリア国内入国を簡素化する決定をしました。

この新しい措置には、南アルジェリアのすべての県(Wilaya)及び観光都市が該当します。:タマランセット(Tamaransset)、イリジ(Illizi)、ティンドーフ(Tindouf)、アドラル(Adrar)、ベシャール(Bechar)、ティミムン(Timimoune)、ジャーネット(Djanet)、ボルジュ・バジ・モウタール(Bordj Badji Mokhtar)、ベニ・アッベス(Béni Abbés)、インサラー(In Salah)、ドューグルト(Touggourt)

 

アルジェリア観光工芸省は下記の事項を可能とするデジタルプラットフォームサービスを開始しました。

  • 認可旅行会社経由のみによる、南アルジェリアへの訪問希望の旅行者リスト申請。
  • 一部の個人に対し、場合によっては異議申し立てのため、全ての関係省庁による、正規ビザ外国人申請者リストの閲覧や調査が可能
  • これらのリスト申請から10日後までに、プラットフォーム上で申請に異議がされていない場合、リストは有効となります。関係する旅行者は、到着時にビザ発給手続きを受けられます。(空港国境警察が旅行者のパスポートにスタンプを押印します。有効期限は30日です。)
  • 一度、プラットフォーム上からダウンロード可能な入国許可の有効なリストにはQRコードが印刷されており、旅行会社を通じて申請した旅行者に渡されます。このリストは、地方の空港を出発する旅行者が南アルジェリアに上 陸するのを可能とします。(あるいは直行便、あるいは北アルジェリアの国際空港からの経由便。旅行会社が旅行者に提案する旅程によります。)

 

以上の理由から、操作端末を南アルジェリアの空港に設置しました。

  • 国境部署にて手続きをスムーズに行えるよう、すべてのサービスを一本化した窓口を設置します。
  • アライバルビザの手数料支払いは税関事務所で行います。
  • 外貨両替しやすいよう銀行事務所を開設します。
  • このサービス継続のため、国境警察人員を強化します。

最後に、旅行会社を通じて、南アルジェリア以外のアルジェリア国内の他地域あるいはグループツアーの外国人旅行者は、領事ビザでの入国となります。